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 岐阜市は10日、豚コレラ防疫対策本部会議を開き、市の豚コレラへの一連の対応について、検証チームによる最終報告内容を公表した。昨年11月に県内2例目となる豚への感染が確認された市畜産センター公園の運営について、危機管理意識や責任感が希薄であったことを改めて認めた。

 最終報告は、公園の運営に関係する公園整備課、畜産課、指定管理者の3者が県からの指導への対応に終始し、市内の野生イノシシに感染が拡大する中でも危機意識が高まらなかったことを指摘。今後、指定管理者の職員全員に飼養衛生管理に関する知識を習得させるとともに、3者間での会議の開催などを通じて日頃から意思疎通を図る対策方針を示した。また、市は豚コレラを含む八つの家畜伝染病を網羅した独自の対応マニュアルを作成することも決めた。

 柴橋正直市長は「職員一人ひとりの心の隙間が大きな問題に発展する。日々の仕事に緊張感を持って取り組んでほしい」などと総括した。休園が続いている市畜産センター公園の再開時期は未定だという。(松浦祥子)