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 静岡県藤枝市営バスの朝比奈線(しずてつストア岡部店―小布杉間、15・5キロ)で運行している中型バス「りゅうせい号」が10日、最後の務めを終えた。

 1987年、静岡鉄道の路線バスとして同路線に導入され、以来32年間、地域の足として親しまれてきた。2007年には旧岡部町が車両を購入し、町営バスとして運行。その時に愛称を募集し、沿線に伝わる伝統行事「朝比奈大龍勢」にちなんで「りゅうせい号」と名付けられた。

 同路線は1日5往復、平日の朝晩は通学の子どもらや施設利用の高齢者でにぎわうが、日中の乗降客は数えるほど。今年度の平均乗降客数は1日77・9人だった。りゅうせい号は同路線を走る3台の最古参で、定員54人。これまでの走行距離は106万5千キロを超えた。

 運転手の竹下武男さん(70)…

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