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 千葉市稲毛区の主婦、佐藤靖子さん(79)が自宅で育てているブーゲンビリアが、ハート形の葉をつけている。

 ブーゲンビリアは枝がつる状に伸びる中南米原産の植物だ。佐藤さんは昨年6月、区内の花屋で鉢を購入。やがて、支柱に巻きついて高さ約38センチに育った株から、幅1~3センチ程度のハート形の葉っぱ8枚を見つけ、「可愛い」と感激した。その後、もう1枚見つけた。

 千葉県立中央博物館(千葉市中央区)の林浩二学芸員(61)によると、先端がへこんだ形の葉をつける植物は珍しいという。ブーゲンビリアの葉は通常、楕円(だえん)形で先端がとがっているといい、ハート形になったのは「温度か何かの条件で、葉の先端部の成長がうまくいかなかったことによる奇形と考えられる」と話す。

 7カ月たった今も、可愛らしい葉っぱの形は変わらない。佐藤さんは「ブーゲンちゃん」と呼びかけながら、お気に入りの演歌を聴かせて、愛情を込めて育てている。(中沢絢乃)