[PR]

 一人の人間の中に、いくつもの人格があらわれる解離性同一性障害(多重人格)のある女性が、自身の経験を描いた漫画「解離性障害のちぐはぐな日々」を出した。どうせわかってもらえない、恥ずかしい経験を描くなんて――。そんなためらいの中で、たどり着いた答えとは。

 「話していて違和感がないのですが……」。取材中に聞くと、イラストレーターのTokin(トキン)さん(35)=東京都=は「みんなそう言います。多重人格はドラマで犯罪者や特殊な人として描かれることが多いですから」と笑顔で答えた。当初、自分に障害があると思っていなかったという。

 物心ついた頃から頭の中に、のんびり屋、しっかり者、子どもっぽいなど、何人かの自分がいた。相手や場面によって勝手に切り替わり、振り返ると、どの「私」が対処したのか分からない。絵を描いても自分の絵と思えず、恋人と過ごしても、「どの私が好きなのだろう」と悩んだ。いじめられた時は自分が分離し、前にいる自分が必死に受け止め、それを後ろから見ていれば苦しくなかった。だが、ある時突然、いじめられてつらい感情が噴き出してくる――。

 脳外科や内科などでも「異常な…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら