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 「平成」という時代の終わりに重ね合わせるかのように、「平成の無法松」と呼ばれた小倉祇園太鼓の古老が逝った。8日、89歳で亡くなった藤江龍夫さん=北九州市小倉北区。生まれ育った小倉のシンボル、祇園太鼓をこよなく愛し、後進を育てた。400周年の節目の年に、小倉祇園太鼓は惜しい人を失った。

 小柄だったが、硬軟織り交ぜたバチさばきで、大きく見えた。幼い頃から太鼓になじみ、太鼓優先で職を転々と変えた。刃物研ぎの技術を身につけ、店を構えたのは35歳の頃。1975年に自身の太鼓チーム「辰巳会」を結成した。

 聴覚障害者らでつくる太鼓チーム「聾鼓(ろうこ)会」の生みの親も藤江さんだ。81年に手話劇で「無法松の一生」を演じた青年たちに、身ぶり手ぶりで特訓。会の発足につながった。会長の片山修治さん(60)は「楽しそうに打つ姿が見られなくなると思うと残念。まだ習わないといけないことがあったのに」と惜しんだ。

 祭り本番の競演大会で長く審査…

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