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 創業200年近くの老舗「喜多酒造」(東近江市池田町)の次期蔵元喜多麻優子さん(29)が、日本酒の面白さを伝えるガイド本「蔵元の娘と楽しむ 日本酒入門」を出版した。日本酒を飲み始めた人や飲んだことがない人に向けて、日本酒の選び方や飲み方などについての助言が詰まっており、親しみやすい文体で書かれている。

 喜多さんは、1820年創業の喜多酒造8代目良道さんの長女。次期蔵元として、秋から春先までの酒造期間は蔵に泊まり込み、酒造りを学んでいる。東京都の出版会社から声がかかったことをきっかけに、昨年6月、約7千部を出版した。本の制作にあたり、酒屋や飲食店へも取材し、全体が「話し言葉」で書かれている。

 日本酒に詳しい人や酒屋の従業員らとの対談の中で、初心者には「香り系やスパークリングなど飲みやすい日本酒から始める」、好みの日本酒を伝えるときは「『甘口』『辛口』ではなく、『トロッ』『サラッ』で伝える」と勧める。また飲む際は「小さいお猪口で顎(あご)を上げずに舌へ滑らせる。喉(のど)だけで飲まない。舌で味わう」と説く。

 飲みやすい日本酒の種類や日本…

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