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 静岡県小山町の2018年度の「ふるさと納税」の寄付金の受け入れ額が昨年末の時点で約249億円に達し、前年度の約9倍になったことが、同町への取材でわかった。昨秋から用意した、返礼率4割のアマゾンギフト券が返礼品の大半を占めるという。17年度の寄付額1位は大阪府泉佐野市の約135億円だった。

 小山町は人口減対策などを進めるため、寄付額アップを目指して返礼品の内容を検討してきた。その結果、アマゾンのギフト券を昨年9~10月の週末にふるさと納税サイトに出し、11月23日からは毎日出していた。これが人気を集め、17年度に約27億4千万円だった寄付金額が約248億8千万円に達した。

 町は昨年12月27日、「返礼品や返礼割合を再検討するため」として寄付金受け入れを当面中断すると発表。同日から31日までの5日間だけで、「駆け込み」とみられる約66億7千万円の寄付が集まったという。町の担当者は「例年も年末は多いが、想像を超えた」と話す。

 総務省はふるさと納税について「返礼品を寄付額の3割以下」にするよう求めており、違反した自治体は6月から制度の対象外になる。(六分一真史)