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 おもちゃの車のタイヤづくりなどを手がける埼玉県八潮市の町工場「寿技研」が、医師の手術トレーニング用品の開発に異業種参入し、業績を伸ばしている。腹腔(ふくくう)鏡手術の練習キットや、「こんにゃく」で質感を再現した臓器モデルなど。安価で手頃に練習ができると、医療業界の注目を集め始めている。

 同社は1978年に創業。特に専門のない「何でも屋」で、主に金属部品加工や、ミニ四駆が流行した約30年前は車体のスポンジタイヤをつくる孫請けで「一世を風靡(ふうび)した」と高山成一郎社長(50)。しかしブームははかなく、瞬く間に仕事は激減。無線操縦の車のタイヤをつくる下請けも、2008年のリーマン・ショックで発注が右肩下がり。「あと半年も持たないのでは」との状況に追い詰められた。

 「下請けでなく、自社ブランドがないと難しい」。そんな中、13年ごろ、医療機器メーカーの友人が「腹腔鏡手術の練習用品が作れないか」と尋ねてきた。体に開けた小さな穴から切除器具やカメラを入れる手術だが、練習用品は一般的に高く、手作りする医師もいるという。

 「うちなら安く作れる」。サン…

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