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 実業団長距離男子の強豪、日清食品グループ陸上部が、駅伝から撤退する方針であることが11日、関係者への取材で分かった。既に所属する14選手のうち12人に退部を勧告。今春入社予定だった大学4年の選手の内定も取り消した。

 関係者によると、東京五輪代表選考会となる9月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場資格を持つ佐藤悠基と村沢明伸は、本人が残留を希望すれば引き続きサポートする。他の12人は現役を続けるなら他チームへの移籍を支援し、引退する場合は社業に専念してもらうという。

 チームは1995年に日清食品陸上部として創部。2004年アテネ五輪男子マラソンでは諏訪利成が6位に入った。男子マラソン日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)も同陸上部出身。全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)は10、12年に優勝したが近年は低迷し、今年は16位だった。