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 サッカーの日本代表やJ1名古屋などでGKとして活躍した楢崎正剛さん(42)が11日、名古屋市内で引退会見を開いた。今オフに他クラブからオファーがあったことを明かし、「モチベーションが上がるかなと期待したが、自分の中で感じられなかった。気持ちが切れた状態で(現役を)続けるものじゃない」と引退を決断した心境を語った。

 24年間のプロ生活は「理想に近づいた、満足いく試合はなかった」という。「誰よりも練習し、強くなければいけない」と心掛け、「捕れない球を捕ろうとするより、捕れる球を確実に捕ることを基本にしていた」と振り返った。

 今後は指導者を含め、サッカー界の発展に力を注ぐ意向だ。日本のGKは弱点だ、育成が不十分だといった意見があることに触れ、「GKは重みあるプレーができる美しいポジション。GKが育つ手助けがしたい」と意欲を語った。(金子智彦)