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 京都古文化保存協会は25日、春の「京都非公開文化財特別公開」の概要を発表した。皇太子さまの新天皇即位を記念し、皇室ゆかりの寺社を中心に20カ所が4月26日~5月6日(一部異なる)に公開される。同協会などが主催し、朝日新聞社が特別協力する。

 京都市山科区の安祥寺(あんしょうじ)では本尊「十一面観音立像」(国重要文化財)が初公開される。高さ2・52メートルの伸びやかな像で、制作が奈良時代にまでさかのぼる一木彫像として貴重だ。公開は4月26日~5月10日。

 同市東山区の長楽寺(ちょうらくじ)では、天皇の即位の際にのみ開帳されるという秘仏の本尊「准胝(じゅんてい)観音像」が、5月1日~6月16日に公開される。開帳は平成への代替わり以来、30年ぶり。

 このほかの公開は次の通り。

 上賀茂神社▽仁和寺(にんなじ)金堂・経蔵▽北野天満宮▽慈受院(じじゅいん)▽宝鏡寺(ほうきょうじ)▽光照院(こうしょういん)▽三時知恩寺(さんじちおんじ)▽下鴨神社▽金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)山門(4月28日~)▽聖護院(しょうごいん)・積善院(せきぜんいん)▽得淨明院(とくじょうみょういん)▽知恩院大方丈・小方丈・方丈庭園(4月28日~5月10日)▽泉涌寺(せんにゅうじ)本坊▽毘沙門堂(びしゃもんどう)(5月10日まで)▽随心院(ずいしんいん)▽勧修寺(かじゅうじ)▽東寺五重塔=以上、京都市▽石清水(いわしみず)八幡宮=京都府八幡市

 拝観料は1カ所大人800円、中高生400円(一部異なる)。詳細は協会ホームページ(http://www.kobunka.com別ウインドウで開きます)。問い合わせは協会(075・754・0120)。

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 特別公開の拝観料収入は、文化財の修理や保存に役立てられています。(久保智祥)