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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の業務をめぐり、約155万円相当の接待などを受けたとして収賄罪に問われた文部科学省前国際統括官・川端和明被告(57)の初公判が11日、東京地裁であった。川端前統括官は「飲食の提供は職務と関係ない」などと述べたが、起訴内容に対して明確な認否はしなかった。

 起訴状によると、川端前統括官はJAXAに理事として出向していた2015年8月~17年3月、コンサル会社元役員・谷口浩司被告(47)=贈賄罪で起訴=の営業先に便宜を図ったとして、見返りに21回にわたって飲食接待(代金計約148万円)を受け、タクシーチケット計6万5千円の賄賂も受け取ったとされる。

 検察側は冒頭陳述で、谷口元役員が以前から便宜供与を受けるために官僚を接待し、13年10月ごろ、元国会議員を通じて川端前統括官と知り合ったと指摘。川端前統括官は高級クラブなどで繰り返し接待を受けるようになり、関係を深めたと述べた。

 また、14年8月以降、谷口元役員から東京医科大の講演会に宇宙飛行士を派遣するよう依頼を受け始めたと明らかにした。15年12月にJAXA内部で検討した際、川端前統括官は「優先的に実施すべきだ」と主張し、多忙な宇宙飛行士の派遣を実現させたとした。

 東京地検特捜部は昨年7月、同省の私立大学支援事業をめぐって同大側から便宜を図るよう依頼され、見返りとして自分の息子を合格させてもらったとして、同省科学技術・学術政策局長(当時)の佐野太被告(59)を受託収賄罪で、谷口元役員も受託収賄幇助(ほうじょ)の罪で逮捕・起訴していた。捜査が進み、川端前統括官も逮捕・起訴した。(阿部峻介)

■「お誘いください!」谷口元役…

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