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 パキスタン南部カラチで昨年11月、武装集団が中国総領事館を襲撃した事件で、地元警察は11日に記者会見し、「(パキスタンと対立する)インドやアフガニスタンの情報機関が、武装集団と連携した襲撃だった」と発表した。連携の証拠は示さなかった。

 警察によると、武装集団はパキスタン南西部バルチスタン州の独立派「バルチスタン解放軍(BLA)」に所属。事件の約3カ月前にピクニックを装って総領事館周辺を下見したり、中古車部品に武器を隠して運んだりしていたという。

 襲撃の実行犯は警官ら少なくとも4人を殺害した後、治安部隊に射殺された。その後の捜査で警察は実行犯を後方支援していた男5人を逮捕。うち1人は頻繁にインドに渡航していたと説明している。

 パキスタンでは中国が「シルクロード経済圏構想」(一帯一路)の一環で巨額のインフラ開発を進めている。中国に頼るパキスタンは中国関連施設の警備を強化していたが、襲撃を食い止められなかった。インドとアフガニスタンの関与について、警察幹部は「パキスタンと中国の連携を妨害する狙いがある」との見方を示した。(イスラマバード=乗京真知)

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