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 三重県教育委員会は11日、いじめや不登校などの課題解決に対応する県スクールソーシャルワーカーの募集要項に、障害者差別にあたる文言があると指摘されたことを受け、次回の募集要項から削除することを明らかにした。

 県教委によると、任用の内定連絡後に提出する身体検査書について、「身体検査書の結果等をふまえ、職務の遂行が難しいと判断させていただいた場合は、内定を取り消すこともあることを了知願います」という文言がある。

 障害者らでつくる「三重県に障害者差別解消条例をつくる会」(松田慎二代表)が11日、障害者であることを理由に募集または採用の対象から排除することは、障害者差別にあたるなどと指摘した抗議文を県教委に提出した。県教委の担当者は「応募をためらわせる表現があったことはたいへん申し訳ない。当事者への配慮が十分でなかった」と謝罪し、次回から文言を削除すると答えた。

 松田代表は「今回の抗議を通じて、教育委員会には障害者に対する偏見や差別をなくすきっかけにしてほしい」と話した。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(小林裕子)