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 広島市出身で、映画「原爆の子」などの作品で知られる故新藤兼人監督が残した脚本「ロングタイムさいなら」が、安佐南区の市民団体によって初めて舞台になる。「家族への思いが詰まった自叙伝のような作品」といい、18日から3日間、同区民文化センターで上演される。

 新藤監督自身が映像化したいと考えていたという脚本の一つで、最晩年の作。東京で暮らす年老いた作家が、ある出来事をきっかけに故郷の広島に帰り、死んだはずの家族と次々に再会する物語だ。渡米し移民として生きた長姉、原爆に遭った看護師で次姉ら、登場人物が新藤監督の家族構成とほぼ重なる。

 演出を担うのは、広島市五日市町(現・佐伯区)出身の俳優古原(こはら)史麗(ちかより)さん(44)。2013年から安佐南区の古市公民館で演技講座を開き、同館の演劇事業の担当だった市職員の井手宏高さん(58)と15年、市民団体「シアターレトロマーケット」として本格的に活動を始めた。演劇を通じて地域を活性化するために、舞台のプロデュースも手がけてきた。今回の公演には県内の劇団から集まった俳優たちや、演技講座の生徒2人も出演するという。

 古原さんは、5年ほど前にこの…

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