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 ポーランド北部グダニスクのパベウ・アダモビッチ市長(53)が13日夜、刃物を持った男に刺され、重傷を負った。同市長は、国政野党の「市民プラットホーム(PO)」と関わりが深く、男は犯行の際「POが与党だったときに刑務所に入れられた」という趣旨のことを叫んだという。

 地元メディアによると、市長は毎年恒例の募金運動の活動中で、ステージに立っていたところを襲われた。胸のあたりを刺され、病院に運ばれた。AP通信が内相の話として伝えたところによると、容体は「深刻な状況」にあるという。男はその場で警備員に取り押さえられたが、身元などは明らかになっていない。

 アダモビッチ氏は1998年から市長を務め、80年代は同国の民主化運動に携わっていた。LGBTを擁護するなどリベラルな市長として知られていた。POのグダニスク支部の創設者のひとりで、2015年に党を離れていた。(ベルリン=高野弦)