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 数珠を回して無病息災を願う百万遍念仏講が14日、横手市山内南郷の三ツ屋地区であった。各世帯から参加した約20人は、地区への入り口3カ所で「なんまいだーぶつ」と念仏を唱えながら、数珠を回した。

 行事は、集落に悪いものが入ってこないようにと、約200年前から伝わるとされる。タラノキでできた数珠の長さは約10メートル。1周させると一万遍と言われ、地区の人たちは3カ所で100回ずつ回した。

 長老役として、輪の中で鐘を鳴らしては古銭を置き、数を数えた水谷喜代子さん(66)は「住民の健康や家内安全、地域が発展するように願いました」と話した。(山谷勉)