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 秋田県横手市の伝統行事「かまくら」(2月15、16日)に向け、かまくら造りが15日始まった。本番までに市内一円で約100基が造られる。

 この日は大半のかまくらを造る「かまくら職人」の待機場所の開所式があった。職人たちは気勢をあげるなどして結束を高めた後、横手市役所前で作業した。

 近郊から運んだ雪や周囲の雪をかき集めては、重機で積み上げた。職人は「気温が低く、なかなか固まらない」と苦労しながらも、夕方までに4基を形作った。1週間ほど置いて固めてから穴を開ける。

 今年の職人は15人。高齢化などで昨年より2人減った。4班体制で、約80基完成させる。職人の親方の北嶋勝雄さん(71)は「本場のかまくらはきれいだと思ってもらえるものを造りたい」と話した。(山谷勉)