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 岐阜にゆかりの人物と昭和史のかかわりを掘り起こし、戦争と人権について考えようと、「第3回戦前戦後史人権フォーラムin揖斐川町」が2月23日午後1時から、岐阜県揖斐川町上南方の町地域交流センター「はなもも」で開かれる。会場では午前11時半~午後0時半、2・26事件を指揮した青年将校の1人、旧陸軍大尉の安藤輝三(1905~36)が残したコートやサーベルなどの遺品が初展示される。

 安藤は父親が今の揖斐川町出身で、フォーラム実行委事務局長で元瑞浪市議の井沢康樹さんらが一昨年からフォーラムを開き、その生涯や思想について検証してきた。

 3回目の今回は、安藤のおいの徳彰さんが「2・26事件に遺(のこ)した、安藤輝三大尉の故郷と日本国への想(おも)い」と題して講演するほか、ゾルゲ事件で逮捕、処刑された尾崎秀実(ほつみ、1901~44、父が今の白川町出身)の親族の野尻真さん、共産党の活動家だった伊藤律(1913~89、今の瑞浪市出身)の次男淳さんが講演し、シンポジウム「戦争に侵された人権を復権させるために」で語り合う。

 井沢さんは「岐阜県ゆかりの人たちを通じて、昭和史を考え直すきっかけにしてほしい」と話す。無料。定員先着100人。申し込みは氏名、住所、電話番号を書き、電子メール(minogenji-tokiichizoku@docomo.ne.jp)か、ショートメールで井沢さん(090・5108・8374)へ。(板倉吉延)