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 国土交通省と建設業界は15日、建設労働者の働いた日数や内容などをその都度記録し、技能を評価する「建設キャリアアップシステム」の試験運用を始めた。4月の本格導入に向け、東京都内を中心に24の現場にしぼって導入し、稼働状況をチェックする。

 システムは、とび職や鉄筋工など約50の職種の労働者一人ひとりを登録して職歴を記録。事前に企業側が工事内容をシステムに入力しておくことで、現場に設置したカードリーダーに労働者がカードをかざすだけで、携わった工事が記録されるしくみだ。

 この日、都内の建設現場2カ所でシステムが導入された。千代田区のオフィスビル建設現場で働く杭打ち工の与那城(よなしろ)武士さん(30)は「自分の職歴を客観的に証明できるのはありがたい。どこの現場でもシステムが導入されればいい」と話した。

 登録は任意。国交省は今後5年で国内の全建設労働者約330万人の登録をめざす。登録申請は昨春から今月7日までに約1万7千人からあったという。システムの開発や管理・運営は、建設業界でつくる一般財団法人「建設業振興基金」が担う。労働者や企業が負担する登録料などで運営する。

 国交省は、今春導入される新た…

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