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 新潟を拠点に活動するアイドルグループNGT48の山口真帆さん(23)への暴行容疑で男2人が逮捕された事件(不起訴処分)をめぐり、波紋が広がっている。背景にあるものは。

 「ファンのみなさまはもちろん、メンバーを不安な思いにさせたことをおわびいたします」。AKB48やNGT48を運営する「AKS」の松村匠取締役は14日午前、報道陣を前に一連の対応について深々と頭を下げた。

 事件は8日~9日、山口さんが動画配信サイト「ショールーム」とツイッターで被害を告白し、明らかになった。事件に他のメンバーが関与したのに事務所が対処してくれない、とも訴え、ファンに衝撃が広がった。ネット上では「どのメンバーが事件に関与したのか」と、「犯人捜し」が始まった。

 翌10日の公演で山口さんは、「お騒がせし、申し訳ありません」と謝罪。AKSも同日、ホームページにコメントを出し、被害を認めた上で、「(山口さんの)帰宅時間が推測できるようなことを伝えたメンバーがいた」と明かした。これが火に油を注いだ形となり、ネット上では複数のメンバーの名前があげられ、本人がツイッターで「事件への関与」を否定するなど「二次被害」とも言える事態に発展。15日には地元企業がメンバーが出演するCM放映を「差し控える」と発表した。

 アイドルの労働問題に詳しい深井剛志弁護士は、被害を自ら告白し、公演で謝罪した山口さんに同情する。AKSの対応について「被害者に配慮せず組織防衛を優先し、一人のアイドルに負担を背負わせている印象を受ける。セクハラやパワハラ被害への企業対応の失敗例にも共通していて、認識が甘い」と批判。「アイドル業界はイメージが重要であるため、内部でトラブルが起きても、被害者を『グループを守るために』と言いくるめて隠すことが少なくない。その体質を改善する必要がある」と指摘する。

 混乱が続くが、問題の背景にはどんな事情があるのか。

 AKB48は各地にグループを…

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