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 丸紅は15日、柿木真澄副社長(61)が4月1日付で社長に昇格する人事を発表した。国分文也社長(66)は代表権のない会長に就く。資源価格の低迷で大幅に利益が減る局面などを経てきた国分氏は「苦しい時期を越え、成長を加速させる段階に入った」として交代を決めたという。

 柿木氏は電力・プラント畑で、中近東で発電所新設などを担当。世界展開する独立系発電事業でリーダーシップを発揮し、現在、同事業の総発電能力はシンガポールと同等の計1万2千メガワット超で独立系として日系企業ナンバーワンの発電規模。非資源事業の主力の一角を担っている。

 国分社長は柿木氏を選んだ理由について「成功だけでなく失敗もしており、人と群れず、情緒的にも安定している。これから大きく変わる時代に必要な資質を持っている」と太鼓判。柿木氏は「社員を既存の枠にはめず、若手もベテランもワクワクしながら仕事ができる会社にする」と話していた。