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 フランスのマクロン大統領は15日、ジレジョーヌ(黄色いベスト)運動で表明された政府への不満を受けて、「大討論」と銘打った地方首長との対話集会を始めた。集会は2カ月間にわたって仏各地で開かれ、3月からは抽選で選ばれた市民も参加する。

 マクロン氏はこの日、仏北西部グランブルテルルドで約600の自治体首長と意見交換した。マクロン氏は「社会は分断に向かっているが、チャンスに変えることができる」と主張し、首長らは「地方は公共サービスから隔絶されている」などと訴えた。

 マクロン氏は大討論を通じて、ジレジョーヌ運動の不満解消をめざす。だが直近の世論調査では、「大討論で政府が(ジレジョーヌ運動の)危機を抜け出すことはできない」とみる声が3分の2に上った。(グランブルテルルド=疋田多揚)