[PR]

 昨年、異例の10連休を導入した大分県別府市の老舗ホテル「杉乃井ホテル」(647室)が、今年も10連休に入っている。顧客の満足、従業員のモチベーション、収益への影響……。様々な懸念を乗り越え踏み出した佐々木耕一・総支配人(71)の「従業員のハッピーが、お客様のハッピーに」との思いは、2年目も揺らいでいない。

 「全館満室」が当たり前の人気ホテルは、別府湾を見下ろす高台に立つ。15日から24日まで閉館しており、あたりにいつものにぎわいはみられない。

 「お客様の満足度にひたすらこだわってきたが、社員の満足度にも力を注がないといけない。連休拡大は避けては通れなかった」。佐々木総支配人は、10連休導入の理由をそう話す。

 以前も年末年始の繁忙期後の1月中旬に、5日連続で休館をしていた。ただ、普段は従業員が連休を取ることは難しい。「このままでいいのか。働いている本人はよくても、家族はどうだろうか」と、長い間悩んできた。

 背中を押したのは、政府が取り…

この記事は有料会員記事です。残り1148文字
ベーシックコース会員は会員記事が月50本まで読めます
続きを読む
現在までの記事閲覧数はお客様サポートで確認できます
この記事は有料会員記事です。残り1148文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。残り1148文字有料会員になると続きをお読みいただけます。