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 震災の津波で家族4人を失った福島県南相馬市の男性を追い続けた映画「Life 生きてゆく」が、20日、仙台市青葉区のせんだいメディアテークで2回上映される。宮城県では初上映となる。

 主人公は上野敬幸さん(46)。両親と2人の子どもが津波にのまれ、捜索を始めた。福島第一原発が爆発したが避難を拒み、8歳の長女を泥の中から見つけた。3歳だった長男は今も行方不明で、上野さんは捜し続ける。

 浜松市在住の映像ディレクター笠井千晶さん(44)が、約5年半の記録を映画にした。「福島は原発事故に関心が集まりがちだ。津波で家族を奪われ苦しむ人がいることを、同じ津波被災地の人たちに共有してもらいたい」と話す。宮城や岩手県での上映活動を広げたいという。

 上映は午前10時~正午、午後3時~5時で、各回終了後、上野さんと笠井監督のトークがある。当日大人1500円。問い合わせや前売りは上映委員会の吉武さん(090・3649・1374)。(石橋英昭