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 岩手県教育委員会は、国が実施する全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)と県が行っている学力調査の成績をデータベース化できないか検討を始めた。児童・生徒の理解度を検証しやすくし、効果的な学習につなげたい考えだ。2022年度の運用を念頭に議論を詰める。

 文部科学省は毎年4月、小学6年と中学3年を対象に全国学力テストを実施している。これとは別に県は小学5年、中学1、2年、高校1、2年に対し、独自に学力調査を実施している。いずれの結果も学校を通じて子どもたちに返却されるが、子どもたちそれぞれが何をどこまで理解していたか、さかのぼって検証することはできていない。

 データベース化は、教科学習で子どもがつまずいた場合、原因を探れるようにするのが狙い。例えば、中学の関数がわからない生徒が小学校時点で比例・反比例を理解できていたか調べられれば、その後の指導に生かせるとの発想だ。個人情報の保護に配慮した使い方などについても十分に検討する。

 高橋嘉行教育長は「まだ方向を…

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