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 阪神・淡路大震災から24年となる17日、東京都港区の六本木ヒルズでは、災害時に外国人帰宅困難者らを受け入れる訓練があった。訪日・在留外国人が増えているためで、大地震の際に外国人らを誘導したり、備蓄品を配ったりする手順などを確認した。

 訓練は、大地震で公共交通機関が不通となり、ヒルズ周辺にいた外国人らが帰宅できなくなったと想定して実施された。災害時に外国人の手助けをする港区の通訳ボランティアや近隣の大使館の職員、インターナショナルスクールの子どもら計約110人が帰宅困難者役となり、ヒルズを所有する森ビルの社員らが日本語と英語でヒルズのタワー内の待機場所に誘導し、備蓄品の食料や水を手渡した。防寒用のアルミブランケットを渡された子どもたちは「これ何?」などと英語で質問していた。

 森ビルは全社員約1300人が参加する震災訓練を年2回実施している。東日本大震災翌年の2012年3月、港区と帰宅困難者受け入れの協定を結んでいる。(中山由美