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 五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を願って約3メートルの梵天(ぼんでん)を奉納する神事「三吉梵天祭」が17日、秋田市広面の太平山三吉神社であった。法被を着た男たちが「ジョヤサー、ジョヤサ」とのかけ声とともに、色とりどりに飾り付けた梵天を奉納した。

 江戸時代から続く神事。同神社が力の神をまつっていることから、より激しく競り合って奉納するほど良い1年になるとされ、その激しさから「けんか梵天」とも呼ばれる。今年は、企業や地元小学校を含む60団体が68本を奉納した。14町内が参加した「村梵天」では、怒鳴り声を上げて先陣を争う姿も見られた。

 初めて見た加藤成美さん(29)は「あまりの迫力に2歳半の娘も驚いていました。今年1年、健康で過ごせそうです」と話した。(野城千穂)