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 マツダと関係部品メーカーなどの74組合でつくる全国マツダ労働組合連合会(組合員数約4万7千人)は16日、2019年春闘で、月額平均6400円以上の賃金の引き上げを要求する方針を決めた。今回から、賃金体系を底上げするベースアップ(ベア)に、定期昇給分も加えた賃金総額として示した。

 総額で示すのは、定期昇給が小さい企業が大きなベアを要求しやすくし、グループ内の格差の縮小を目指す狙いだ。ベア分に関しては昨年と同水準の3千円以上で、6年連続のベア要求になる。

 一時金(ボーナス)は例年通り、「年間5カ月を基本とする」とした。マツダ労連の久重道正会長はこの日の記者会見で「大手企業と中小の格差是正に取り組んでいきたい」と語った。

 19年春闘をめぐっては、トヨタ自動車グループの労働組合でつくる全トヨタ労働組合連合会(35万1千人)が、賃金総額を重視する要求方針を決めている。(近藤郷平)