京都の花街(かがい)には全国から人材が集まり、芸を磨いて舞妓(まいこ)や芸妓(げいこ)として活躍している。お世話になっている第二の故郷・京都で、感謝の気持ちを込めて踊りたい。そんな思いを胸に、今年、京都市の成人式に参加した一人の舞妓がいる。

 祇園東の叶紘(かのひろ)さん(19)は宮崎県都城市の出身だ。本名は佐藤伶南(れいな)さん。1月14日、京都市左京区の「みやこめっせ」であった成人式で、年下の舞妓2人や演奏を担当する地方(じかた)の芸妓2人とステージに上がり、「松づくし」と「祇園小唄」の2曲を舞った。

 花街の文化を広く知ってもらおうと、京都伝統伎芸(ぎげい)振興財団(おおきに財団)が4年前に始めた「舞妓の故郷帰り支援事業」の一環。帰省して、舞妓姿で式に出る人に必要な費用を助成するものだ。今年、五花街で新成人は11人。いずれも京都府外の出身だが、他に希望者がなく、叶紘さんが後輩らを伴って京都市の式に参加する費用を財団が助成した。

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 叶紘さんが中学3年生のとき、地元の百貨店で「京都物産展」が開かれた。そこに京都から芸舞妓がやってくると知り、祖母と出かけた。3歳で踊りを習い始め、舞妓に憧れていた。初めて生で舞妓や芸妓の姿を見て、すぐに心を奪われた。

この後、舞妓さんに出会った時の感動と、花街に飛び込んでいった叶紘さんのエピソードが明らかになります。

 「もう、なんて言うんですか。…

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