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災害考古学 第3部

 福井市から北東へ約11キロ離れた丸岡城(福井県坂井市、国重要文化財)は、日本海に面した福井平野を望む小高い丘の上にたつ。三階建ての天守閣の高さは約20メートル。天下統一を目前にした織田信長が琵琶湖の近くに安土城を築いた1576(天正4)年、織田家重臣の柴田勝家の甥、勝豊(かつとよ)が築城したとされる。

 「権威の象徴となる安土城以降の天守閣に比べれば、望楼のための素朴で実用的なつくりです」。県立丸岡高校で日本史を教える竹吉睦(たけよしむつみ)教諭(60)が教えてくれた。地域では親しみを込めて「お天守」と呼ぶそうだ。

 天守閣に上がる階段の脇に、福井市の足羽山(あすわやま)で産出した「笏谷(しゃくだに)石」で造られたシャチホコ(高さ約1・6メートル)2体が置かれている。尻尾が欠け、胴体や顔面に複数の亀裂が入った様子が痛ましい。1948(昭和23)年6月28日に起きた福井地震の揺れで屋根から落下したためだ。

 福井地震のとき、「お天守が空…

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