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 国の登録有形文化財で、建築家の丹下健三氏が恩師の岸田日出刀(ひでと)氏と共同設計した鳥取県の倉吉市役所本庁舎の建設工事を記録した60年以上前の8ミリフィルムが市職員の遺品から見つかった。両氏を収めた映像や手作業の現場をよく伝える映像が含まれ、研究者は「貴重な資料」と話している。

 1956年11月に完成した市役所本庁舎は、東京大学で教授を務め安田講堂などの設計に携わった岸田氏が総合プロデュースし、新進気鋭の弟子・丹下氏が実施設計を担当。岸田氏の両親が県中部の出身だった縁で、53年の市制施行にあたり、早川忠篤・初代倉吉市長が岸田氏に設計を依頼した。

 打ち放しのコンクリートと、柱や梁(はり)、ひさしといった日本の伝統的建築を融合させたデザインで、吹き抜けなど開放的な空間構成。20世紀の世界の芸術に大きな影響を与えたドイツの造形学校「バウハウス」の創立者グロピウスが「歴史に残る名建築」と賞し、丹下氏は著書で「大変勇気付けられた」と振り返っている。

 庁舎は2016年10月の最大…

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