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 シリア北部の要衝マンビジュで米兵や市民ら19人が死亡した自爆テロとみられる爆発について、米国のペンス副大統領は16日の声明で、「トランプ大統領と私はシリアでのテロ攻撃を非難する」とテロと断定した。

 爆発に関し、過激派組織「イスラム国」(IS)が系列メディアを通じて犯行声明を出した。ペンス氏は「米国はISの能力を壊滅させた。米軍部隊を帰国させるが、ISの残党に邪悪な支配の再建を許すことは絶対にない」と、トランプ氏が表明した米軍の全面撤退の方針に変わりがないと強調したが、今回の事件が影響する可能性もある。

 爆発について米中央軍は16日、米兵2人と国防総省職員1人、請負業者1人が死亡し、3人が負傷したと発表した。米メディアによると、爆発があったのは街中のレストランで、通常のパトロール中に爆発に巻き込まれたという。

 トランプ氏は昨年12月、「シリアでISを破滅させた。(ISは)シリアに駐留させる唯一の理由だ」として約2千人の米兵の全面撤退を表明。撤退はISの再興を引き起こすなどとして米政権内でも異論があり、撤退に反対したマティス国防長官が辞任するに至っている。(ワシントン=杉山正)

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