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 和歌山県高野町高野山の奥の院にある阪神・淡路大震災の物故者慰霊碑の前では、17日午前9時ごろから追悼法会が営まれ、高野山真言宗の僧侶ら約30人が読経し、参列者や奥の院を訪れた人らが焼香して手を合わせた。

 導師を務めた高野山真言宗の添田隆昭宗務総長は「当時のことを思い出し、命を落とされた方々のことを思い出すことが、将来に起こるであろう大きな災害に備え、心を引き締める契機になる」などと話した。

 兵庫県丹波市から奥の院の参拝に訪れた男性(70)は、震災の際に同県西宮市の親類のところに駆けつけたといい、「震災には特別な思いがある。防災の知識を今後の人たちに伝えていければ」などと話した。(鈴木芳美)