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 静岡県は17日、県内139の医療機関の定点観測で7~13日に報告されたインフルエンザの患者数が1機関あたり52・22人となり、警報レベル(30人)を超えたと発表した。前週の17・66人から約3倍に増えており、県疾病対策課は「今季は流行が早く、急増し、人数が多い」として警戒を呼びかける。

 この期間、定点の医療機関でインフルエンザと報告されたのは7258人で、県の推計だと患者数は今季累計で約9万人に上るという。県によると今季のインフルエンザはA型が99%を占め、季節性の流行が1月第2週に警報レベルに達したのは、大流行した昨年などと並んで過去10年では最も早い。人数も昨年1月の第2、3週に次いで過去3番目に多く、47都道府県では5番目に多いという。

 県教委によると、県内ではインフルエンザにより、16日までに高校26、中学校44、小学校176、幼稚園45、保育所1、こども園6、特別支援学校3の計301施設の642学級が閉鎖となった。19日から大学入試のセンター試験が予定されており、県が感染予防を呼びかけている。

 予防策として県は、こまめな手洗い、人混みを避ける、マスクの着用、室内の湿度を50%台にする、十分な栄養と睡眠を取る――といった方法を推奨している。(矢吹孝文)