エンジンを外から見られる斬新さ 富山発のスポーツカー

松原央
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 富山県南砺市で自動車ボディーの製造などを手がける「サノデザイン」が今春、同社開発の2台目となる「86フューチャースポーツ」を発売する。トヨタ86がベースで、社長の佐野雅幸さん(42)によると「近未来のスポーツカーを追求した」という。

 同社は「光岡自動車」(富山市)の高級スポーツカー「オロチ」などの開発に携わった佐野さんが、2010年に設立。最初に開発したマツダのロードスターがベースの「SD―1」は、昨年の「東京オートサロン」のコンテストで、ドレスアップカー部門の最優秀賞を受賞した。

 86フューチャースポーツも、1月11~13日に開催された今年の東京オートサロンのコンテストに出展。2年連続の受賞は逃したが、ボンネットのアクリル板からエンジンをのぞける斬新なデザインに、「未来の86を先取りしている」などと会場では話題になったという。

 2月からサノデザインのホームページで、ボディーキットの予約注文を受け付け。価格は約130万円。トヨタ86を持ち込めば、塗装代込みで総額230万円程度でボディーを換装することもできる。佐野さんは「南砺発のスポーツカーとして認知されるよう、今年は販売に力を入れる」と話している。(松原央)