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 鬼よけとして節分に玄関にかかげるヒイラギの飾り物作りが、沼田市利根町など約20軒の農家で最終盤を迎えている。

 約20年手がける青木かほるさん(74)は、豆殻のついた大豆の枝とヒイラギを素早く束ねていく。作業場には大豆の枝が山積みされ、寒さも厳しい。「無事に過ごせるようにと願いを込めます」と話す。

 豆殻のカラカラと鳴る音とヒイラギのトゲが邪気を払うとされ、「天狗(てんぐ)印枝豆」ブランドで知られる塩野商店(同市下川田町)が1995年に商品化した。首都圏で200~300円で売られている。昨夏の猛暑の影響で、生産量が前年より2割減り、8万セットになるという。(張春穎)