新潟)相次ぐストーブ火災
中村建太
新潟県内でストーブやファンヒーターが原因の火災が相次いでいる。特に空気が乾燥する冬は危険が高まるため、消防などが注意を呼びかけている。火災から身を守るにはどうすればいいのか。
1月11日昼過ぎ。新潟市秋葉区の木造2階建て住宅の6畳の居間で、住人の男性(73)が反射式の石油ストーブをつけようと点火ボタンを押した。
10年ほど前から使ってきたストーブで、操作には慣れていた。だが、火が付かない。ライターで燃焼筒に直接火を入れた。しばらくすると、黒煙が立ちこめた。
「火事です、火事です」。火…