[PR]

 線路の高架下のアウトドアでサウナを体験できるイベント「CORONA WINTER SAUNA SHIMOKITAZAWA」が、東京都世田谷区北沢2丁目のイベントスペース「下北沢ケージ」で開かれ、仕事帰りの客らでにぎわっている。

 サウナ本が多数出版され、「日本サウナ祭り」が開かれるなどブームになっている。若者の利用者も多く、愛好家は「サウナー」と呼ばれ、社内の部活動として「サウナ部」を作る企業もある。

 京王井の頭線下北沢駅近くの高架下に2017年12月にコロナビールがテント式のサウナを設置し、2日間限定で実施したところ、定員180人に対して約2400人の応募が殺到した。今年は京王電鉄のサウナーの職員らも一緒になり、サウナの心地よさをもっと広めたいと二カ月間の開催を決めた。

 電車の高架下にサウナを作るため、安全性を確保しなければならない。高架下までの高さが約6・5メートルの場所に、3・5メートルのサウナを設置する。立ち上る湯気が運行に影響しないか、別の場所で実験をした。テント内にたまった湯気が一気に外に出た場合でも、問題がないことを確認した。

 また、日本の銭湯ではガスのサウナが多いが、火を使うことは危険性があるため、電気式にした。テント内の温度を約60度に上げるため、イベントスペースの電気容量をアップした。

 本場フィンランド式と同じ、自分で熱した石に水をかける「セルフロウリュ」が出来る形にし、うちわやバスタオルで風を送る「熱波師」もいる。水風呂は男女別で、リラックスチェアで外気浴もできる。

 サウナー歴3年半の同電鉄広報部の清水詳さん(26)は「サウナで『ととのう』という心地よい状態を一回味わうとやめられない。居酒屋で飲むのではなく、サウナでコミュニケーションを取る人たちが増えている。気持ちよさをもっと多くの人に知ってもらいたい」と話した。

 京王沿線にあるサウナ約15軒を社員が入って調査した「京王サウナマップ」は無料で配布している。

 イベントは3月17日まで正午~午後9時半に4、5回の入れ替え制(各90分、定員40人)。3千~3500円(ワンドリンク・貸しタオルつき)。水着持参。原則20歳以上が対象。詳細やチケット購入、問い合わせは公式サイト(http://sauna.s-cage.com別ウインドウで開きます)で。(平岡妙子)