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 地下からくみ上げた海水で陸上養殖されている鳥取県魚のヒラメ「白雪ひらめ」が21日、鳥取県米子市の飲食店「稲田屋米子店」で提供が始まる。白雪ひらめは昨年12月から関西方面のホテルなどで販売されているが、県内では初めて。

 白雪ひらめは、JR西日本が岩美町で同様の方法で養殖し出荷している「お嬢サバ」(マサバ)に続く第2弾。海水は地下約10メートルからくみ上げており、食中毒の原因になる寄生虫を避けられて生食ができるのが特徴だ。

 お嬢サバの生産量拡大で契約を結んでいる食品製造業者「トットクライン」(鳥取市)が米子市の養殖場で以前から手がけてきたものを販売している。希少性や癖がないことなどから好評価を得ているという。

 18日、稲田屋米子店で試食会が開かれ、米子市の伊木隆司市長とJR西の梅谷泰郎・米子支社長らが出席して薄づくりを味わった。伊木市長は「柔らかくてうまみもあり、食感もよくておいしい。県魚を知ってもらう機会になる」と述べた。

 稲田屋米子店は薄づくりの1人前を980円(消費税込み)で提供するという。(杉山匡史)