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(17日、日本2―1ウズベキスタン サッカーアジア杯)

 攻守の切り替えの速さ、ボールを奪いに行くタイミング。これまでの相手と比べ、ウズベキスタンの動きは明らかに違っていた。日本は決勝までを見据え、前のオマーン戦から10選手を入れ替えた布陣。控え選手の層の厚さを確かめる上で絶好の機会だった。

 序盤から連係不足が否めず、積極的にプレスを仕掛けてきたウズベキスタンに苦しみ、先取点を許した。

 しかしすぐに大会初先発のFW武藤嘉紀のヘディングシュートで同点に追いつくと、後半には大会初出場のMF塩谷司がミドルシュートを豪快に決めて勝ち越し。終盤、相手の攻勢をしのぎきった。

 1次リーグの首位通過には、勝利が必須だった。「2位で行くとおかしくなる。歯車、流れを壊したくない。(選手は)起用するに値するようにアピールしながら勝たないといけない」とMF青山敏弘は言っていた。ことば通り、控え選手も戦えることを示して首位通過を果たした。

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 武藤 同点ゴール。「久しくゴールから遠ざかっていた。やっと日本代表の勝利に貢献できた。うれしい。自分たちで何が何でも1位通過でいけるように、相手よりも走ることを心がけた」

 塩谷 決勝点。「(所属クラブで)普段やっているグラウンドで試合ができて、アルアインでやってきたことがピッチで出せた。勝ちにつながるゴールを決められたことが自信になる」

 青山 「勝ててほっとした。(2連勝の)流れを止めたくなかった。厳しい試合を勝ちきって、またチームが一つになれたんじゃないかな。厳しい時間はきっとくる。苦しい時間こそ声を出して乗り切ろうと言い合いながらプレーした。すぐ追いつけたのが大きかった。誰も下を向いていなかった。勝ってはいるが、みなさんが納得できるような試合は出来ていない。この勢いを決勝トーナメントにぶつけたい。一番上を目指している。一試合一試合が決勝という思いでやっていければいい。今日のように、いままで出ていない選手ががんばることが重要になる」

 室屋 同点ゴールをアシスト。「自分たちで負けるわけにはいかなかった。ここで勝てたのは自信になる」