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 高校の必修教科「情報」の教育体制を心配する声が教育現場から上がっている。岩手県教委はこれまで他の教科を受け持つ教員に「二足のわらじ」をはかせて対応してきたが、2022年度から実施される新学習指導要領では「情報」が一段と重視され内容も高度になる。現状のままだと十分な専門性のある教員が不足する可能性もある。

 17日に花巻北高であった「情報と社会」の授業。1年生37人がパソコンに向き合いっていた。ワードを使った10分間のタイピング練習後、非常勤講師の下町寿男(しもまちひさお)さん(61)が教科書に沿ってプログラミングの仕組みやデータ圧縮の種類を説明した。「コンピューターはあくまで手段。この授業の本質は、課題解決のノウハウを学んだり、他者との関わりの中で問題を見つけたりすることです」と語った。

 下町さんは18年3月まで同校の校長だった。専門は数学。盛岡三高の教諭だった02年、県教委による15日間の研修を受けて「情報」の免許を取得した。定年を迎えたが、現場の負担を減らそうと再雇用の形で「情報」担当を買って出た。教壇に立つのは約8年ぶり、「情報」を教えるのは約10年ぶりだ。

 岩手の県立高の数は64。県教…

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