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 あの大統領選の前の2015年末、私は車で旅に出た。トランプは共和党で人気トップの候補というが、ニューヨークでは冷笑の的。どこの誰が支持しているのかを探す旅だった。山あいの飲み屋、郊外の食堂。声をかけると、驚くほど多くの人が支持や好感を語った。都市と地方の違いを教えられた。それから3年。人々は何を語るのか。再び西へ向かった。(ニューヨーク=金成隆一)

 「満足度は50点だな」

 オハイオ州の中心都市クリーブランドから車で1時間の郊外、メダイナ郡の食堂で、会社員の白人男性、ブランドン(37)は首を振った。サラダを口に運びながら続けた。

 「ツイッターがひどい。子供のようにわめきちらしているだけだ。大統領らしくないどころかプロフェッショナルでもない。僕が同じことをすれば会社をクビになるよ」

大統領選の前からトランプ支持者の取材を続けてきた金成隆一記者。熱狂から3年、記者が出会った言葉とは。

 2016年の大統領選では「どっちの候補も好きになれず、マシな方としてトランプに入れた」。2年間の政権運営に50点をつけたのは、高い株価と低い失業率を実現したからだ。「厳しい国境管理も支持する。移民は合法的に入るべきだ。僕が海外旅行する時もその国の管理に従うよ」

 ブランドンは「小さな政府」を志向する共和党寄りだが、少数派の権利擁護を重視する民主党にも近い。「大統領が率先して分断をあおり、僕のような中間にいた者の居場所がなくなった。20年の大統領選は民主党の候補次第だ。中道派が出てくるのを期待したい」

 四つ隣の席で食事中の女性2人組に聞いた。

 旅行業のクリスティン・ランバ…

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