【動画】イプシロンロケットの特徴と期待される役割を解説
[PR]

 18日午前10時20分ごろ、鹿児島県肝付町南方にある宇宙航空研究開発機構(JAXA)の内之浦宇宙空間観測所付近で、山火事が起きている、と大隅肝属地区消防組合に通報があった。通報の約30分前、観測所から固体燃料ロケット「イプシロン」が打ち上げられており、JAXA広報部は火災を把握した上で「打ち上げにともなうものとみて情報収集中」としている。

 組合によると、火は間もなく鎮火し、けが人は出ていない。ロケット発射場周辺の森林の一部が焼けたという。

 JAXAによれば、観測所は、海に面した発射場があり、森林に囲まれた周辺には、一部民家が点在している。発射場から半径約2キロの住民に対しては、打ち上げの3時間前までに約2キロ圏外への退避を呼び掛けているという。

 この日、ロケット打ち上げの観測を見学する人たちの車で、周辺道路が一時、渋滞した。(小瀬康太郎、加藤美帆、寿柳聡)