[PR]

 人気漫画「ワンピース」のキャラクター像を熊本県内各地に置く企画をめぐり、設置を希望する市町村が出そろった。県庁前に像を設置した主人公ルフィ以外の「麦わらの一味」の8キャラクターについて、31市町村から計51件の提案が県に寄せられた。設置先について識者の意見を聞く会合で18日、県が報告した。

 県は昨年10月の市町村との意見交換会で、配置にあたり①熊本地震からの復興につながるストーリー②設置場所の管理・防犯態勢③設置後の活用策と持続可能性――の観点を踏まえると説明。11月末までに第2希望まで提案を募った。キャラ別の希望件数は、最多のロビン(13件)に続き、サンジ(8件)▽ナミ(7件)▽フランキー(同)▽チョッパー(6件)▽ブルック(4件)▽ゾロ(3件)▽ウソップ(同)だった。

 益城町は、一味のコックとして活躍するサンジを希望した。地震後の避難生活では町民の多くが食料に困り、給食センターの被災で子どもたちはしばらく温かい給食を食べられなかった。ワンピースでサンジは漂流による空腹も経験している。町の担当者は「サンジは子どもたちの境遇に共感してくれると思います。町の豊富な農産物で腕を振るい、子どもたちを笑顔にしてほしい。被災経験や食べ物のありがたさも忘れないように」と話す。設置場所は、町が復興の象徴と位置づける土地区画整理事業が進む中心市街地を候補にした。熊本市は市動植物園や城彩苑、南阿蘇村は立野駅前や東海大阿蘇キャンパス1号館にそれぞれチョッパーやロビンを希望している。

 会合には小野泰輔副知事のほか…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら