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 兵庫県丹波市は18日、市消防本部の救急車が患者を高速道路で搬送中、病院最寄りのインターチェンジ(IC)で降り損ねて病院への到着が遅れ、患者はその後、死亡したと発表した。市は、運転していた消防副士長が思い違いをした、としている。

 市によると、18日午前4時半ごろ、市内の30代の男性が胸の痛みを訴えていると家族から119番通報があった。救急車は男性を乗せ、受け入れ予定の京都府福知山市の病院へ舞鶴若狭自動車道で向かったが、勘違いで最寄りの福知山ICを通過、次の綾部ICも通り過ぎた。さらに先の舞鶴西ICで降りたが、近くに受け入れ可能な病院がなく綾部ICに戻り、午前5時55分ごろ、当初の予定とは違う綾部市の病院に到着。午前6時45分ごろ、男性の死亡が確認されたという。

 本来の福知山市の病院への到着予定時刻より約30分遅れたという。丹波市消防本部の小森康雅消防長はこの日会見し「到着の遅れが(死亡に)どう影響したかわからないがミスは明らか。申し訳ない」と謝罪した。(鵜飼真)