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 LGBTなど性的少数者への関心が高まるなか、男女で異なる戒名について仏教界が議論している。男性には「信士(しんじ)」、女性には「信女(しんにょ)」などとつけるが、心と体の性が異なる人にはどうすればいいのか。伝統を重んじる仏教界が、時代に合わせて性的少数者に向き合い始めた。

 戒名は仏の弟子になった証しで、極楽浄土での名前とされる。臨終を迎え、僧侶がつけることが多い。位号と呼ばれる下の文字に、男性は「居士(こじ)」「童子」、女性は「大姉(だいし)」「童女」などとつける。浄土真宗は法名(ほうみょう)、日蓮宗は法号とよぶ。

 真言宗智山派(ちさんは)は2018年11月、LGBTをテーマにした初の研修会を東京都港区の寺で開いた。ゲイを公表している文化人類学者の砂川秀樹さん(52)を講師に、約50人の僧侶らがLGBTの現状を学んだ。

 同性のパートナーが病院で最期を迎えるのに、家族や親戚に配慮して病室に入れない。葬儀は友人としての参列で、出棺の際に棺をかつげない。火葬場にも行けず、遺骨を拾えない。

 「ずっと愛し合ってきたのに、最期の時間を一緒に過ごせない。自ら身を引く人が多い」という。

 僧侶の一人が「ひと目で男女がわかる戒名が嫌だという人には、どうしたらいいか」と質問した。

 講師の砂川さんは、体と異なる…

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