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 俳聖・松尾芭蕉の伊賀の門人「伊賀蕉門」で中心的存在だった服部土芳(どほう、1657~1730)の命日にあたる18日、法要「土芳忌」が三重県伊賀市長田の西蓮寺の墓前で営まれた。芭蕉翁顕彰会の関係者や俳句愛好家ら約30人が参列し、遺徳をしのんだ。

 土芳は本名保英(やすひで)。幼少時から芭蕉と親交があり、30歳の頃に藤堂藩士を辞して俳諧に専念し、後に門人の拠点となる蓑虫庵(みのむしあん、上野西日南町)を開いた。『三冊子(さんぞうし)』と呼ばれる俳諧論書3部を執筆し、芭蕉の作品をまとめた『蕉翁(しょうおう)句集』を完成させるなど、芭蕉作品を後世に残す大きな役割を果たした。

 法要では、西蓮寺が今は無住のため、近隣にある常住寺の森喜良住職(78)が読経。参列者が順に墓に水をかけて手を合わせた。

 寺の会議室であった講話では市…

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