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 綾瀬市立綾西小学校(神奈川県)でプールの給水栓を閉め忘れ、約4千立方メートルの水道水が流出した問題で、同市は18日、人見和人教育長ら教育委員会事務局と学校関係の計7人に対し、上下水道料金の損失額の50%(約54万円)を損害賠償として請求し、厳重注意などの処分にしたと発表した。

 市教育総務課によると、同校プールは昨年10月、工事の調査で水を抜いた後、消防用水として貯めるため市教委の職員が給水栓を開いたが、19日余り閉じられず水の流出が続いた。市は調査の結果、教委職員と学校職員の会話で誤解が生まれ、2人とも相手が閉めると思い込み、確認も怠ったことが原因と認定した。

 損失は10月の上下水道料金からプール1杯分を除いた約109万円で、マニュアルの不在や組織管理の不備を考慮し、半額を請求。分担は7人で相談する。

 処分は、教委側は管理責任や止水確認ミスが問われ、教育長は市長から口頭で注意、教育部長や担当課長ら職員4人は文書で厳重注意。学校側は校長ら2人を口頭で厳重注意とした。(吉村成夫)