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 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画をめぐり、埋め立ての賛否を問う県民投票(2月24日投開票)について、うるま市の島袋(しまぶく)俊夫市長は18日、実施しないと改めて表明した。賛否2択を4択にするよう県に求めたが、変更しないとの回答があったため、最終判断した。これで5市の不参加がほぼ確定した。

 島袋市長は記者会見を開き、「二者択一では、全市民が意思を表明できない。現状では事務を執行できない」と明言。市独自で「やむを得ない」「どちらとも言えない」を加えた4択による市民投票をすることも検討したが、時間が足りず見送った、と説明した。

 「『辺野古』県民投票の会」の元山仁士郎代表(27)が、全県実施を求めてハンガーストライキを続けていることについて問われると、「いたたまれない気持ちもある」としながらも引き続き4択への変更を県に求める考えを示した。

 また、石垣市は18日、県民投票の関連予算を支出するよう求めた県からの勧告に対し、「従えない」と県に報告した。これで、うるま、沖縄、宜野湾、石垣、宮古島の5市で実施される可能性はほぼなくなった。

 県は全県実施をなお模索しており、県庁内では水面下で、選択肢を三つに増やす検討も行われている。